人気ブログランキング | 話題のタグを見る

初めて見るもの、食べるもの、北海道生活は驚きの連続です→札幌生活も6年になりました。北海道の花に魅せられて花追人に変身中。
by fafaccio-Hokkaido
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
タグ
(290)
(280)
(179)
(135)
(105)
(85)
(81)
(80)
(77)
(62)
(36)
(24)
(24)
(21)
(17)
(16)
(7)
(6)
(5)
(5)
カテゴリ
全体
★札幌市内
 ├近所&自宅での出来事
 ├琴似発寒川
 ├大通・札幌駅・すすきの
 ├円山・藻岩山・大倉山
 ├公園&花の名所
 ├美術館
 ├定山渓・豊平峡
札幌近郊圏(北広島・恵庭)
小樽&仁木&積丹
石狩
千歳・支笏湖・苫小牧・白老
室蘭・登別・洞爺湖
ニセコエリア
空知エリア
富良野&美瑛&旭川&大雪山
増毛・留萌エリア
日高エリア
十勝エリア
道東エリア(釧路・阿寒)
オホーツクエリア
知床エリア
道北(宗谷)エリア
道南
2006フランス
2007チェコ
2009イタリア
2009ニューヨーク
2011ソウル
2011京都
帰省編
*自己紹介


北海道ガーデン
を旅する


札幌・近郊
ぶらりhanaめぐり


北海道生活


鉄道で旅する北海道


*以前のブログ

*海外旅行編

にほんブログ村 写真ブログ 北海道風景写真へ




以前の記事
2013年 05月
2013年 04月
2012年 12月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2009年 12月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2006年 10月
検索
フォロー中のブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
天空の町・オルヴィエート・第3日目
天空の町・オルヴィエート・第3日目_d0117900_14394961.jpg
これが世界に誇るオルヴィエートの大聖堂。
「聖母マリアの被昇天」に捧げられたイタリアゴシック建築を代表する教会だそう。


父、曰く、午後になれば順光になるので正面のモザイクが陽に照らされて綺麗なはずとの事。
じゃ、また午後に来よう。
天空の町・オルヴィエート・第3日目_d0117900_14443491.jpg
バラ窓は14世紀後半を代表するフィレンツェの芸術家アンドレア・オルカーニャの作品。
天空の町・オルヴィエート・第3日目_d0117900_14452785.jpg
近くに寄って驚いた!
天空の町・オルヴィエート・第3日目_d0117900_14463861.jpg

天空の町・オルヴィエート・第3日目_d0117900_14481671.jpg
1310年から1320年にかけて建築主任でありファサードの設計者であるマイターニと弟子達による大理石の浮き彫り。

1290年に「ボルセーナの奇跡」の聖遺物を奉るために建設が始められ1600年に完成した教会だけど
中央扉は現代イタリアを代表する彫刻家エミリオ・グレコによって1961年から64年にかけて作られた。
確かに様式は新しいけれど、他の古いものとの違和感を感じさせない素晴らしい作品でうっとりした。
天空の町・オルヴィエート・第3日目_d0117900_14541783.jpg

中に入りました。
天空の町・オルヴィエート・第3日目_d0117900_14581291.jpg
主祭壇。
天空の町・オルヴィエート・第3日目_d0117900_14594196.jpg
左翼廊・コルポラーレ礼拝堂内にある聖遺物箱は1338年にシエナの職人ディ・ヴィエーリによって作られた。
「ボルセーナの奇跡」によりキリストの血に染まった聖体布を奉る為に作られた箱。

「ボルセーナの奇跡」とは 1263年にオルヴィエートから南西に10キロほどの所にある町の教会で起きた奇跡の事だ。
それはプラハの司教がミサの途中に聖体の神秘に疑問をもったところ 聖体(パン=キリストの御体の象徴)から血が滴ったという。
この際に赤く染まった聖体布を保存して祀る為に、法王ウルバヌス4世はオルヴィエートの地を選び大聖堂を建てる事を決めたそうだ。

父が「どうしてこんな小さな町なのに、こんな豪華な大聖堂を作る事が出来たんだ?!」」と言っていたけれど、なるほど法王がバックにいたわけね。
天空の町・オルヴィエート・第3日目_d0117900_15191795.jpg
同じ礼拝堂内にあるのがリッポ・メンミによる「慈悲の聖母」14世紀後半の板絵だ。
人々の信仰心が素直に出ていて良い絵だなと思う。

そして大聖堂内で一番の見どころは右側にあるサン・ブリーツィオ礼拝堂だ。
残念ながら内部はカメラが禁止だったので写真はないけれど、ルカ・シニョレッリによるフレスコ画が圧巻だった。
黙示録からテーマをとって描かれた各場面は生々しい迫力に溢れている。
体がピンクや青、緑などに染まった悪魔、たくましい裸体、それらがねじれ、苦しみ逃げ惑う姿。(最後の審判)
双眼鏡(オペラグラス?)を父が持ってきたので代り番こで細部を見る事が出来た。



大聖堂を出た後は、モーロの塔に登ってみる事にした。
ちらりと高い塔が見えたのでそれを目指して行ったが途中で道に迷ってしまった。
(今、地図を見返したら迷いようがない程、大聖堂前と塔は一本道で繋がっているのに何故見落としたんだろう?)
仕方ないので途中トラックの上で作業をしていたお兄さんに道を聞く。
真っすぐ進んで大きな通りに突き当たったら右という通り進んだところにあった塔だけど、どうも昇れない様子??
天空の町・オルヴィエート・第3日目_d0117900_15381995.jpg
これはお目当ての塔じゃなくて聖アンドレア教会の塔だった。
ここはレップブリカ広場で手前は市庁舎らしい。
(駅前から歩いてきた道をずーっと来るとここに辿り着く。その途中にモーロの塔もある。)
天空の町・オルヴィエート・第3日目_d0117900_1540286.jpg
とにかく可愛らしいショーウィンドウ。
季節感もたっぷり!
天空の町・オルヴィエート・第3日目_d0117900_15404681.jpg
ようやくモーロの塔を発見。昇ってみる事にしました。
一階は本屋になっていて、チケットもそこで買う
二階まではエレベーターで行けるけど、その後は長い長いらせん階段(近代的な鉄筋階段)をひたすら昇る。
昇りきると外へは自動ドアが開く近代的な作りに驚く。
天空の町・オルヴィエート・第3日目_d0117900_15475872.jpg
高さ47m,町、どころかこの辺り一帯で一番高い所からの眺めは最高です。
もっと赤い屋根なのかと思っていたら、黄みがかった乾いた色だった。
天空の町・オルヴィエート・第3日目_d0117900_15491859.jpg
天空の町・オルヴィエート・第3日目_d0117900_15494737.jpg
町の東側・今歩いてきた道が見えます。
市庁舎のあるレプッブリカ広場に聖アンドレア教会の塔。
天空の町・オルヴィエート・第3日目_d0117900_1551213.jpg
宮下孝晴さんの著書「徹底イタリア美術案内」のオルヴィエート編で
「オルヴィエートには快晴の青空がよく似合う」から天気だけは選り好みしてください、とあったので
10日前位から毎日数種類の天気予報をチェックしていた甲斐があったというもんだ!
(イタリアの各天気予報はこれまたサイトによって言う事がてんでバラバラで、何を信じれば良いのか判らない程だったので
出来るだけ多く天気予報サイトをチェックして多数派で決める必要があった。)

天空の町・オルヴィエート・第3日目_d0117900_15524294.jpg

天空の町・オルヴィエート・第3日目_d0117900_15533195.jpg
ワイン畑も見える。


人気ブログランキングへ
by fafaccio-Hokkaido | 2009-10-16 00:03 | 2009イタリア
<< 豚に真珠・パパにワイン・第3日目 オルヴィエートに日帰り旅行・第3日目 >>