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初めて見るもの、食べるもの、北海道生活は驚きの連続です→札幌生活も6年になりました。北海道の花に魅せられて花追人に変身中。
by fafaccio-Hokkaido
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モディリアーニと妻ジャンヌの物語展@札幌芸術の森
モディリアーニと妻ジャンヌの物語展@札幌芸術の森_d0117900_21213638.jpg

いよいよ美術館へ。

妻のジャンヌ・エビュテルヌはモディリアーニの絵を通じてしか知らなかった。
或いは彼の死後2日後、窓から身重の体を投げ命を絶った 、という事から
彼が自分の全てで他に何もない、といった依存が強くか弱い女性像を勝手に思い浮かべていたが
初めて見るジャンヌの写真、彼女の描いたスケッチや油絵の数々を見るうちに
それは間違った思い込みであった事に気づかされた。
モディリアーニとはまた異なった絵を描く彼女は、しっかりとした自分の世界を持つ女性だった。

モディリアーニと妻ジャンヌの物語展@札幌芸術の森_d0117900_21231326.jpg
16歳のジャンヌ。


モディリアーニと妻ジャンヌの物語展@札幌芸術の森_d0117900_21275454.jpg

今回の展覧会の中で好きな作品。「肩をあらわにしたジャンヌ・エビュテルヌ」 1919年。
カタログでは、のぺっと生気を失ったように見えるけど
実物は圧倒的な透明感と(青い瞳の澄んだ様が美しい事!!!)
発光しているかのような輝きに溢れている。
いつも絵(特に肖像画)を見ると思うのだけど
まさかはるばる日本まで運ばれて異国の人々の眼差しにさらされるとは、思っていなかっただろうと思う。
今はこの絵の前に私が立っているけれども
約90年前はモディリアーニが立っていて
その横にはポーズを取ったジャンヌがいた。
その息も詰まるような愛情に満ちた空間と想いがこの絵には溢れる程込められていて
涙が出そうだった。


あともう一つ同じくらい心打たれた作品。
ジャンヌによるスケッチ。「眠るモディリアーニ」
モディリアーニと妻ジャンヌの物語展@札幌芸術の森_d0117900_21582649.jpg
死の直前の病床で眠るモディリアーニを描いている。
彼の濃い眉毛など写真に残っているモディリアーニの顔立ちそのもので
枕元で看護に付添ながら、死の予感の中で、
どれだけジャンヌは、心の中で彼の顔をなぞったのだろうかと思った。



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by fafaccio-Hokkaido | 2007-07-30 00:02 |  ├美術館
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