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8月1日〜10月20日の期間、知床五湖は「植生保護期」と呼ばれる時期となる。 知床五湖散策の希望者は、事前に知床五湖フィールドハウスで申し込み手続きをし レクチャーを受ける事が義務づけられる。 定員50名のレクチャーは10分ごとに行われており、ビデオを見る。 ここはヒグマの良好な生息地なのだ。 彼らにとって我々人間は、そこにお邪魔させて頂いている侵入者でしかない。 ビデオでは「ヒグマに出会ったら」という事よりも「ヒグマに出会わない」事の大切さを説いていた。 まず匂いでヒグマを呼び寄せない為に飲食は一切禁止(水はOK) 事前にこちらの存在を知らせる為に、熊避け鈴、ない場合には手を叩いたりすると良い。 手を叩いたり、呼びかけをした後は、ヒグマが逃げるような音があるかなど注意する事。 一番いけないのはペチャクチャ雑談しながら周囲の気配に気を配らない事。 子供は はしゃいでパーッと走り出さない事。 子熊は木の上にいる事も多いので、頭上にも気を配る事、 (まさか木の上にも注意を配らにゃいかんのか・・・と思った) そして子熊の近くには必ず母熊がおり、子熊を守る為に攻撃してくるから きゃ〜子熊可愛い〜と絶対に近づかない事。 とにかくいかにヒグマと遭遇しないか、を説く。 しかし不幸にも、もし出会ってしまったら、目をそらさずに静かに距離を取る、 襲ってきたら首への一撃を避ける為に首の後ろで手を組み腹ばいになる。 と、最悪の事態へと内容は進んでビデオは終了。思わず生つばごくり。 シーン・・・としている我々に対し、今度は係員さんが最近の熊出没情報を説明してくれる。 5/10から7/31のヒグマの出没が特に多いらしいヒグマ活動期と呼ばれる期間に比べ (ヒグマ活動期は一般人だけでは地上遊歩道は立ち入り禁止。 ヒグマの心得の有るガイドに引率されないと入る事が出来ない) 今時期は、比較的出没が少ないとされる期間ではあるが、 それでも数日前に目撃されていたりとか、糞情報などあちこちにある。 説明の後は、いってらっしゃい!と送り出してくれるのだが ビデオを見る前はお気楽な散策気分だったのが、ちょっとした緊張感に皆包まれている。 特に子供たちはホラー映画並のインパクトだったらしく心底本気で恐がっている。 散策路の入口で 行きたくないよぉぉぉ〜!なんで行かなくちゃいけないの?と泣く坊や。 いやだよ〜と泣く男の子。 我々の後ろにいた小さな女の子は、うぅぅぅとずっと泣いていて 写真スポットでお父さん、お母さんが立ち止まると 「止まったらダメだよぉぉ。早くしてよぉぉ」と更に泣く。 そのうちお母さんに呼びかけすれば大丈夫と言われたのか ずーっと「ホイホーイ」と声出ししていた。 その声は使命感と恐怖感に満ちていた。 でも30分経ってもずーっと泣いているもんだから、そのうちお母さんに 「今日も一人人間が食べられました!なんてニュース聞いた事ある? んな事、聞いた事ないでしょう?!」と怒られていて、思わず笑ってしまった。 キツツキ 初めて見た! 恐怖いっぱいで未だベソをかいているあの子にも教えてあげたいなぁと思ったが 「ホイホーイ」の声は森の遠くに去ってしまっていた。
by fafaccio-Hokkaido
| 2011-08-20 00:12
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