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初めて見るもの、食べるもの、北海道生活は驚きの連続です→札幌生活も6年になりました。北海道の花に魅せられて花追人に変身中。
by fafaccio-Hokkaido
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レオナール・フジタ展@北海道立近代美術館

レオナール・フジタ展@北海道立近代美術館_d0117900_15393515.jpg
北海道立近代美術館で催されているレオナール・フジタ展に行ってきた。
半年以上も前にこの展覧会がやってくるという報道を知った時、とっても嬉しくて夫に「やってくるんだって!札幌住んでて良かったよ!」と喜んで
前売り券も購入していたくらいなのに、行ったのは展覧会が終わる前日・・・・。

おかげで結構混雑していた。あーあ、もっと早く行っていればゆっくりと見れたのになぁと後悔した。

世に知られるきっかけとなったあの乳白色が確率される前の作品も見れたし、もちろん乳白色の肌が美しい裸婦画も数点あった。
今回の目玉である「構図」の二点と「闘争」は圧倒された。「闘争」はバチカンのシスティーナ礼拝堂の最後の審判を彷彿させた。
筋肉隆々と描かれた人物が戦っているわりには浮遊しているというか、下から上へと沸き上がってきたかのような構図とかが似てると思うんだけどな。 
家に帰ってきて、買ってきた図録を読んで判ったんだけど、「闘争」の中にはモンパルナスのキキも描かれていた。

その他、晩年に取り組んだランスの「平和の聖母礼拝堂」の内部に描かれたフレスコ画の習作やステンドグラス
アトリエ・フジタの再現など見どころの多い展覧会だった。
立派な大作もさることながら、個人的に心惹かれたのは自転車に乗ったり、浴室で身支度をする猫を描いたユーモラスなお皿やワイングラス
可愛いペイントを施したじょうろやお裁縫箱。(ボビンや糸やピンクッションなどが入っていた。)
そしてドールハウスときたらスゴイ。自分のアトリエとカトリック教会の内部を作り上げた二点があったんだけど、
どちらも正確に再現しようと、細々と壁にかかった絵を描いたり、椅子の座面や背面を編んだりと凝っており、
アトリエには超ミニチュア雑巾までが干してあったのには感動した。
その他、手作りの衝立に装飾された手作りの金属レリーフもユーモアがあって、
動物達やエッフェル塔、色っぽい女の人の太ももから足先(フレンチカンカンみたい)など実にお茶目。

絵だけ描いてあとは世捨て人のような荒れ果てた部屋に住んでいたのではなく、
皿を作りそれらに彩色し、洋服を仕立て、カーテンやクッションを作り、部屋に装飾を施し
細やかな愛情を注いだ品々に囲まれて暮らしていたんだと実感した。
今まで絵しか見たことがなかったので、生活者としての藤田嗣治を知る事が出来て本当に良かった。


11/15から東京の上野の森にも行くみたいなので、その頃帰る用事もあるし、もう一度見に行こうかなぁ。


展覧会公式HP


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by fafaccio-Hokkaido | 2008-09-03 00:01 |  ├美術館
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