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初めて見るもの、食べるもの、北海道生活は驚きの連続です→札幌生活も6年になりました。北海道の花に魅せられて花追人に変身中。
by fafaccio-Hokkaido
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エゾエンゴサクとカタクリー浦臼神社(前編)
 
かねてからエゾエンゴサクという花を見てみたいと思っていたところ
Yahooニュースで浦臼にエゾエンゴサクの群生とリスという写真ニュースが載っていた。
調べたところ日帰り可能な範囲だったので出かけてみることにした。

 行きは札沼線・別名を学園都市線という路線で行った。
学園都市線というとちょっと東横線沿線のようなイメージがあるがそれは大間違い。
ちょっとした住宅地を過ぎると、見渡す限りの畑になる。
そのうち左手には盛りが過ぎた水芭蕉と笹と名前は判らないけど
黄色い花の群生が入れ替わり現れる。遠くには雪をまとった山も見えてくる。

エゾエンゴサクとカタクリー浦臼神社(前編)_d0117900_16565024.jpg

エゾエンゴサクとカタクリー浦臼神社(前編)_d0117900_179140.jpg

 
目的の駅は鶴沼駅で、手前駅の浦臼までは1日7本、その先の鶴沼駅へは1日3本しか電車がないという超ローカル線。
だけど、ここも立派な学園都市線沿線。

やがて鶴沼駅に着き、浦臼神社まで向かう。歩いて15分程度の距離だ。
大きな道路に面した鳥居をくぐっていくと、驚いた事にその先に踏み切りがあった。
(でも1日3往復計6回しか鳴らない踏み切りだけど)
踏み切りの先には急な階段があるので、それをふぅふぅ登っていくと、エゾエンゴサクの群生と境内に辿り着く。
エゾエンゴサクとカタクリー浦臼神社(前編)_d0117900_17145553.jpg

上からはなかなか眺めが良くて眼下に鶴沼湖が見えた。
エゾエンゴサクとカタクリー浦臼神社(前編)_d0117900_17275327.jpg
 
初めて見るエゾエンゴサクはとても可憐でひんやりとした青みを帯びた花だった。
藤色がかったものもあり、隣に咲くカタクリの冴えた薄紫と呼応しあってそれは美しかった。


エゾエンゴサクとカタクリー浦臼神社(前編)_d0117900_14572775.jpg
エゾエンゴサクとカタクリー浦臼神社(前編)_d0117900_1522512.jpg
エゾエンゴサクとカタクリ、福寿草がそれぞれ向き合っておしゃべり。


 そういえばこっちに来て驚いた事に、八百屋でカタクリが束になって売られていた。
話を聞くと、お浸しにして食べると美味しいのだと言う。
私はカタクリが群れて咲いているところすら見た事がなく、一面を彩って咲く様を見てみたいと思っていたのに、
北海道に来て最初のカタクリを、まさか、八百屋でお目にかかるとは思ってもいなかった。

# by fafaccio-Hokkaido | 2007-05-04 00:00 | 空知エリア
魚だけど きゅうり
スーパーで売られていて思わず目を疑った。
その名も「きゅうり」
魚だけど きゅうり_d0117900_16242021.jpg


初めて見たし、こんな魚が存在する事すら知らなかった。
これは北海道ではメジャーな魚なんだろうか。
形が胡瓜みたいに細長いから?と思ったけど、別に胡瓜形というわけでもなく、
名前の由来がとても気になったので調べてみたところ、何と生のままだと胡瓜のような芳香がするからとの事。
生魚で、そんな瑞々しい香りがするなんて驚きで、
いつも見るたび買ってみようか迷うのだけど、どうも手が出ないままでいる。
# by fafaccio-Hokkaido | 2007-05-01 00:00 |  ├近所&自宅での出来事
白老・アイヌ民族博物館「春のコタンノミ」
GWの初日、またまた一日散歩きっぷにて、白老まで行ってきた。

白老・アイヌ民族博物館「春のコタンノミ」_d0117900_23461364.jpg

苫小牧を出てしばらくは住宅地が続くけど社台(しゃだい)駅を過ぎると白老までは、左手に太平洋、右手には樽前山と左右両側の景色が楽しめる。
今日の目的は、白老のポロトコタンにて行われる「春のコタンノミ」を見るため。
コタンノミとは集落の祭りの事で、かつてのアイヌ集落では春と秋の年2回に行われていたらしい。
 白老駅についたのが10:32で、コタンノミは10:30から開始だったので、ちょっと遅れての到着となり、
着いた時には儀式の3番目、酒粕による病魔除けの意味がある拝礼(シラリエオンカミ)が行われているところだった。
白老・アイヌ民族博物館「春のコタンノミ」_d0117900_23544719.jpg

隅っこで見学だけだと思っていたら、その場にいる人全員に酒粕が振る舞われて、私も頂戴した。
酒粕汁のようなどろりとした酒粕をイメージしていたので手がベトベトになるのかと不安になったが、
実際は匙から手のひらにぼとっと落とされ、(配ってくれた人も あ、ちょっと多いね、と言ってた)
口に入れると結構粒々感が残ってて、全部飲み込むまでモグモグモグモグ・・・。
儀式も、もっと内輪だけで黙々と行われるのかと思っていたのに
私たちのような見学者にも儀式の最中にお酒が回ってくるし(確か24日に仕込んだと言ってた)
随所で儀式の意味や作法、言葉の説明を入れてくれるので、とても判りやすかった。

またシンヌラッパと言う祖先供養もあり、それは屋外で行ったのだけど
最初は儀式の参列者だけかと思って傍らで見ていたら
「ほらほら、早く」とおばちゃん達に声をかけられ加わる事になった。
食べ物を半分にして片方は供えて、片方は自分で食べる。
そして「私は○○です。」と心の中で名乗ってから故人への想いを伝える。
私も大きな鮭の燻製(サッチェプ)を半分にちぎり(これがなかなかちぎれず力任せに引きちぎった。)
旧姓が良いのか新姓を名乗った方が良いのか一瞬迷ったけど、
故人達は結婚した事も知っているなと思い新姓を名乗った後、想いを心の中で呼びかけた。
それぞれのお墓は皆、関東にあるのでお墓参りも容易ではなくなってしまい心苦しい気持ちがずっとあったのだけど、
思いがけない地で供養が出来て嬉しかった。
白老・アイヌ民族博物館「春のコタンノミ」_d0117900_23570100.jpg

太い梁には、鮭が沢山吊るされ、燻されてた。
先祖供養の際に頂いたが、絶品だった!!
後日、ポロトコタンのHPを見たら期間限定で販売しているので早速注文。

儀式が終わり、一緒に輪になって踊った後は、なんと昼食まで頂く事となった。
味見程度かと思ったら、山のようなおかずの数々にご飯、先程のお酒まで頂いてしまって
そこらの食堂の定食より立派でお腹がいっぱいになってしまった。
根菜の煮物や オハウ(具だくさんのスープ)、鱈の揚物やらとすごい量。
具だくさんのスープ、オハウはキノコや筍、ジャガイモに大根、
葱やら鮭やらと具の間に汁があるといった感じでとても美味しかった。

北海道ではメジャーな山菜である行者ニンニク(アイヌネギとも言うらしい)も初めて食べる事ができた。

白老・アイヌ民族博物館「春のコタンノミ」_d0117900_0311379.jpg
夫は、カボチャサラダに似たラタシケプが特に気に入ったようで
これはカボチャに豆やとうもろこしとシコロの実(=シケレペsikerpe)が入っている。
このシコロの実だけ食べると、山椒のような胡椒のようなスパイシーでピリリとした苦味があって、
地元のおばちゃんに 最初にこの実だけを食べさせられた夫は目を白黒させていた。
そのおばちゃん曰く、漢方薬のような役割があって、カボチャだけだと胃もたれしやすいから、
それを解消する為に入れてるんだよ、何でも食べ物には意味があるんだよ、との事。
どうやって取るか、なども聞けて、楽しくおいしい一時を過ごさせてもらった。

白老・アイヌ民族博物館「春のコタンノミ」_d0117900_1954169.jpg
お腹もいっぱいになった後は トンコリという五弦琴の体験学習を受ける。
弾き方は股の間で支えても、片手で支えても、はては寝ながらでもOKとの事。
音の高低順に調弦せず、3番目の真ん中の弦が1番高音というように高低順に並んでいないのでちょっと弾く際に混乱した。
アイヌの歌、2曲とムックリという口琴を頂いて音の出し方とかを習ったけど
これが奥が深くて、なかなか良い音が出なかった。

あっという間に夕方となっていた。夫とまた秋のコタンノミにも来よう!と決めた。
でも、その前に夏に行われるポロトコタンの夜はチセがライトアップされて とても綺麗との事なので、夏に行くつもりだ。

# by fafaccio-Hokkaido | 2007-04-28 00:00 | 千歳・支笏湖・苫小牧・白老